さび病・赤星病(あかぼしびょう)

さび病・赤星病についての情報です。

症状

さび病は、糸状菌(カビ)の一種のさび病菌に感染することで発生する病気です。種類は白さび病、黒さび病、褐さび病などがあります。一般に、葉の表面に白色、赤色、黒色などの小さなイボ状の斑点ができ、やがてその薄皮が破れて中からさびのような粉(胞子)が飛散して広がります。

さび病を引き起こす菌には、同一の植物で生活を繰り返す同種寄生菌と、2種類の植物間を交互に移動しながら生活を繰り返す異種寄生菌があります。「同種寄生菌」は冬に枯れる植物に寄生してそのまま冬を越しますが、「異種寄生菌」は冬の間は別の種類の植物(中間宿主と呼ばれている)に移って越冬し、春になるとまた元の植物に戻って活発に活動します。

赤星病はさび病の一種ですが、その特徴的な形をした病斑から赤星病と呼ばれています。主にリンゴや梨など(ナシ亜科の植物)に発生する病気です。葉の表面にオレンジ色の斑点があらわれ、徐々に大きくなり、そのうち葉裏に房状の毛羽立った円形の病斑ができ、被害にあった葉はしだいに枯れていきます。
赤星病はビャクシン類を中間宿主として、ナシ亜科の植物との間を交互に感染します。1km以上も飛散して伝染するのです。

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発生時期

さび病・・・4月~10月(初夏と秋口に多発)
赤星病・・・4月~6月

この病気にかかりやすい植物

さび病・・・ネギ、ニラ、シソ、バラ、キク、ユリ、ヒマワリ、ベコニア、ツツジ、アジサイ、シャリンバイ、インゲン、アスパラガス、ブドウ、ビワ、クリなど
赤星病・・・リンゴ、ナシ、ボケ、カイドウなど

予防と対処法

予防策

  • 株や葉の風通しを良くする
  • 土壌の水はけをよくする
  • 周囲の雑草を除去する
  • 多湿の環境を避ける
  • バランスの良い肥料で丈夫に育てる(窒素過多に注意)

病気になってしまったら

病気になった株や葉は、早めに除去して焼却し、病気が広がるのを防ぎましょう。
また、アスパラガスなどのように一度蒔いた種から何年も収穫することができる多年草では、さび病になると、さび病菌がアスパラガスに着生したまま越冬してしまうので、秋の終わりに株を刈り取って焼却し、発生源をなくすことで発病を防ぐことができます。
対処法としては、発生初期の薬剤散布が最も効果的です。多発してしまうと、薬剤を散布しても十分な効果は得られません。

有効な薬剤

さび病・・・ベニカXスプレーカリグリーンビスダイセン水和剤ベンレート水和剤エムダイファー水和剤トップジンMゾルトリフミン水和剤サプロール乳剤
赤星病・・・ビスダイセン水和剤オーソサイド水和剤80

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